2009年03月29日

ともさかりえ「少女ロボット」

ともさかりえ「少女ロボット」

ともさかりえ「少女ロボット」(2000)

ともさかりえと椎名林檎はたいそう仲が良くて、それは仲が良いというレベルではないのかも知れない。
近年ではTOKIOやパフィーに楽曲の提供を行っている椎名林檎ではあるが、当時はともさかりえにしか曲を書いたりしなかった。
前年のともさかりえのアルバム「むらさき」でも3曲提供していたが、このアルバムは椎名林檎のファーストと同じ日にリリースされている。

このシングルは3曲の作詞・作曲、編曲、ピアノとコーラスを椎名林檎が行い、完全なコラボレーションになっている。
というか、ともさかりえに憑依した椎名林檎が歌っているといっても過言ではない。完全な椎名林檎100%の世界だ。
これほど同化できるほどに二人の関係は抜き差しならないものなのだろうか。

「少女ロボット」「いけない子」「日本に生まれて」、完璧な3曲。
どの曲も音も完全に2000年当時の椎名林檎の過剰に尖った音だ。
「少女ロボット」と「日本に生まれて」はステージで椎名林檎がセルフカバーしている。

そんな聴き方をしてともさかりえには申し訳ないが、どうしたって椎名林檎な1枚。

その他無人島に持って行きたい作品
ともさかりえ「むらさき」(1999)
posted by はせお at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月23日

CRASS「THE FEEDING OF THE 5000」

CRASS「THE FEEDING OF THE 5000」

CRASS「THE FEEDING OF THE 5000」(1979)

やっぱり独自・独特なバンドだろう。
音楽的な部分も、その姿勢も、活動方法も、どれを取ってもオリジナルである。その辺から説明していくととても時間がかかるのだ。
クラスが影響を与えたバンドは数え切れないほどいるだろう。でも、クラスが影響を受けたバンドというのは思いつかない。
それほどにオリジナルなのだろう。

最初に知ったのは「PENIS ENVY」だと思う。このアルバムは何故か当時日本盤が出ていて、例のダッチワイフの顔のジャケットが普通にレコード屋に置いてあったのだ。それは目につくよね。クラスの名前を知ったのはそういった具合だった。
でも、すぐには聴かなかった。しばらくは僕にとってクラスは少し謎めいたバンドだった。
パンク・バンドなのだろうけど、少し他のバンドとは違うのだというのを聴く前から感じていた。

実際に聴いたのは随分と後になってからだ。聴いたのは「THE FEEDING OF THE 5000」と「PENIS ENVY」の2枚。
「PENIS ENVY」は少し特殊なアルバムだと思うが、「THE FEEDING OF THE 5000」にはやられた。
クラスに関して語られる伝説的な言辞、しかも語りつくせないでもどかしがっている言葉の意味がわかった。クラスの持っている特殊な背景、そういったものは別にして、本当に血が出るような音だった。この匂いを嫌がる人間がいるのもわかる。生々し過ぎるからだ。

このアルバムは本当に凄いと思う。
彼らの主義主張、それよりも極めて特異な音とそれに込められた熱量を凄いと言いたい。

その他無人島に持って行きたい作品
CRASS「STATION OF THE CRASS」(1979)
CRASS「PENIS ENVY」(1981)
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2009年03月20日

CARPENTERS「THE SINGLES 1969-1973」

CARPENTERS「THE SINGLES 1969-1973」

CARPENTERS「THE SINGLES 1969-1973」(1973)

90年代に、いわゆるグランジとかオルタナとか呼ばれていたあたりのバンドも収録されたカーペンターズのトリビュート・アルバムが出た。世代的に言えば、自分より少し上ぐらいのメンバーが多い。
そうなのだ、いかにギタギタな音楽をやっているような連中でも、その辺の世代はカーペンターズの影響から自由ではいられないのだ。
きっと皆、幼い頃にカーペンターズの音楽に接していたのであろう。好むと好まざるに関わざるに。

自分はどうかというと、さほどリアルタイムで聴いた記憶はない。小学生の頃である。まわりにほとんど洋楽を聴くような環境はなかったし。

彼らのベスト盤である。
もうほとんどスタンダード・ナンバーの塊と言っても過言ではない。定期的にCMやドラマのタイアップで使われるような楽曲たちである。
きっと今では音楽の教科書にも登場していたりするのだろう。

積極的に聴いた記憶のない自分のような人間であっても、かなりの曲が身に染み込んでしまっている。本当にポップであるということ、それが極限まで高められた際の浸透力と影響力の強さをまざまざと見せつけられる。
「Yesterday Once More」と「Top Of The World」は自分がどんなにボケてしまっても体から抜けないと思う。

解毒不可能なのである。恐ろしい人たちだと思う。
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2009年03月15日

RAGE AGAINST THE MACHINE「RAGE AGAINST THE MACHINE」

RAGE AGAINST THE MACHINE「RAGE AGAINST THE MACHINE」

RAGE AGAINST THE MACHINE「RAGE AGAINST THE MACHINE」(1992)

なにやら再結成してたりするけど、ザックのアフロみたいな頭に少し萎えてしまい、来日は見に行かなかった。
フジに来れば見たと思うが、来なかったしな。やっぱりどうせ見るならグリーン・ステージで見たいもの。
でも、再結成するよりもザックもようやくいい仕事ができてきたみたいなのでそっちの方に力を入れて欲しいと思うね。

そんな現状はともかく、最初に出現した時の衝撃は桁違いだった。そう、このファースト・アルバムだ。
どうにもアメリカに凄いバンドが出てきたらしいとは聴いていたが、これを聴いて腰が抜けた。
今まで聴いたことがないような音の作り、それに込められた意思と怒りのテンションの高さと濃さ。あまりの凄さについて行けないような不安に駆られた。
とにかくすぐにライブが見たいと思った。実際に見れたのは7年後だった。

再結成の際もきっと重要なレパートリーになっただろう代表曲が満載。彼らの代表曲というだけでなく、ロック史に残る名曲たちだと思う。
もちろんこの盤も歴史的名盤。

その他無人島に持って行きたい作品
RAGE AGAINST THE MACHINE「EVIL EMPIRE」(1996)
RAGE AGAINST THE MACHINE「THE BATTLE OF LAS ANGELES」(1999)
RAGE AGAINST THE MACHINE「THE BATTLE OF MEXICO CITY」(2001)
RAGE AGAINST THE MACHINE「LIVE AT THE GRAND OLYMPIC AUDITORIUM」(2003)
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2009年03月09日

ANGEL'IN HEAVY SYRUP「U」

ANGEL'IN HEAVY SYRUP「U」

ANGEL'IN HEAVY SYRUP「U」(1992)

関西のバンドたちにのめり込んでいた時に、「JOJO広重の秘蔵っ子」といった触れ込みで伝わってきたのでそれだけで期待大であった。
しかも女性バンドである。女性バンド好きを通り越して女性バンドフェチと言っても過言ではない人間である。
期待は天井知らずとなった。

最初はオムニバス盤「TASTE OF WILD WEST」での一曲のみ。
これじゃよくわからんと焦れていると、アルケミーからファーストが出た。もっとノイジーな世界を思っていたが、不思議な透明感と日本的なメロディが印象的な音であった。もちろんノイジーな部分はあるけど、それを上回る不思議な感覚があった。
想像したものとは違ったが、大いに気に入った。
ライブも何度も見に行った。

なんだろう、このバンドに感じる感覚は。上手く言えないのだ。
ボーカルの声質が森田童子に似ているのはよく言われることだ。JOJO広重が森田童子のファンであるのも知られているところだ。70年代のフォークっぽい感覚をエレキギターで拡大したような感じ。
いやいやそんな安易なものではない。
非常にピュアで切なくて儚い感情や感覚を見事なまでに素のままで体現しているような気がする。

アルバムはどれをとってもよい。
とりあえずセカンドを挙げておく。

その他無人島に持って行きたい作品
ANGEL'IN HEAVY SYRUP「ANGEL'IN HEAVY SYRUP」(1991)
ANGEL'IN HEAVY SYRUP「V」(1995)
ANGEL'IN HEAVY SYRUP「W」(1999)
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2009年03月08日

REDTAPE「RADIOACTIVIST」

REDTAPE「RADIOACTIVIST」

REDTAPE「RADIOACTIVIST」(2004)

バンド名もジャケも何もかも、これズバリ革命系騒乱派である。
あー、「デストロイ!」とか「ノー・フューチャー!」とか叫んでるのが聞こえるよー。
でもパンクやハードコアではなく、もっと高揚感満載の、そう簡単に言っちゃうとMC5である。
あー、言っちゃった。

とにかく熱いです。本気度は高いです。ガッツもあります。
あんまりにも典型的なので笑っちゃうところもあるけど、込められた意思の強さは本物のような気がする。
結局のところ、MC5だってレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだって一番重要なのは意思の強さだったはず。
そういう意味では充分なモノを感じる。
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2009年03月01日

TELESCOPES「TASTE」

TELESCOPES「TASTE」

TELESCOPES「TASTE」(1989)

時期的にも音的にもシューゲイザーということになるのだけど、そうもいかないような気がする。

ライドはやっぱり牧歌的だ。極初期はいいと思うけどね。
スペースメン3はドラッグで言えばダウナー系だ。それがいいのだけど、どんどんそういう方向に極まっていってしまった。
テレスコープスのファースト・アルバム、これはアッパー系だ。

ギターが何本あるのかわからない(3本?)ぐらい、やたらと鳴りまくるギターの音がもううるさいのだ。
やたらと荒れた曲と演奏は何だかわからない高揚感を誘発する。
モノを壊したくなるっていうアレだ。

レイドバックって言ったら言い過ぎだろうけど、意外と平和的なシューゲイザー一派では貴重な攻撃派でなのである。

この後は一体どうなっちゃったのかな。
12インチを一枚出したところまでは追いかけていたんだけど。
少し大人しい音になっていた気がする。
posted by はせお at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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