2009年06月29日

HIGH RISE「DUROPHET」

HIGH RISE「DUROPHET」

HIGH RISE「DUROPHET」(1999)

日本が世界に誇るべき轟音ハード・サイケデリック・バンドである。
このバンドの名前を知らない奴はモグリだ。
このバンドのレコードやCDを聴いたことがない奴は世間知らずのロック知らずだ。
そして、このバンドのライブを体験したことのない奴は不幸である。
もしロックが好きなのであれば、世界一の不幸者である。

耳を劈き、体を揺さぶり、内臓を抉るような轟音。下手に小さいライブハウスでスピーカーの前に位置してしまったりしたら、その後3日間は難聴確実だ。
その轟音の中に極上のリフが響き渡る。
ロックというものはこういうものだ。そういう身が溶けるような快楽がハイ・ライズのライブにはあった。

不幸な者にも手は差し伸べられる。
あの奇跡を疑似体験したければ、明大前のモダ〜ン・ミュージックに行ってみることだ。
いろいろあるはずだ。
いろいろあるけど、彼らが何枚か出しているライブ盤ではこれを推しておく。多分フランス盤。
これを大音量で聴けば、少しはあの感じを味わうことができる。

その他無人島に持って行きたい作品
HIGH RISE「PSYCHEDELIC SPEED FREAKS」(1985)
HIGH RISE「HIGH RISEU」(1987)
HIGH RISE「DISPERSION」(1992)
HIGH RISE「LIVE」(1994)
HIGH RISE「DISALLOW」(1996)
HIGH RISE「DESPERADO」(1998)
HIGH RISE「PSYCHOBOMB」(2001)
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2009年06月27日

STEVIE SALAS COLORCODE「STEVIE SALAS COLORCODE」

STEVIE SALAS COLORCODE「STEVIE SALAS COLORCODE」

STEVIE SALAS COLORCODE「STEVIE SALAS COLORCODE」(1989)

ミクスチャーみたいのが流行っていて、そういう音は随分聴いたのだけど、思えば何がミクスチャーだかはっきりしなかった。
フィッシュボーンもレッチリもそう呼ばれていたし、リンボー・マニアックスやスキャッターブレインもリヴィング・カラーもフェイス・ノー・モアそう呼ばれていた。
しまいにはレニクラやこのスティーヴィー・サラスもその範疇だったような気がする。
いい加減なものだ。

とにかくその頃は色々な音を聴いてやろうという意気込みもあって、とりあえず手当たり次第聴いた。
自分の音楽的な幅を広げようとしていたのだと思う。
それが面白くもあった。

でも、スティーヴィー・サラスは少し違ったな。
ファンキーなハードロックという文脈は自分にとってはさほど目新しいものではなかった。新しい音楽との出会いではなく、やっぱりエアロスミスを聴きまくっていた身にしてみれば普通に体に馴染んだ。
リヴィング・カラーとスティーヴィー・サラスは黒人側からの白人の音楽(ハードロック)への見事なアプローチだった。
何が何やらのミクスチャーの中では際立ってしっかりした音だった。

ずいぶん経ってから2回ほどフジロックでスティーヴィー・サラスを見た。
思っていたのよりずっと細かい芸のテクニシャンだったね。
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2009年06月21日

COCKNEY REJESTS「GREATEST HITS VOL.2」

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COCKNEY REJESTS「GREATEST HITS VOL.2」(1980)

Oiのエッセンスを作ったのはシャム69で、それを形にしたのはエンジェリック・アップスターツかも知れない。
しかし、明確なスタイルにしたのはコックニー・リジェクツである。
なんといっても「Oi Oi Oi」で曲名にOiという言葉を最初に使ったのは彼らだからね。
その「Oi Oi Oi」収録のセカンド・アルバム。こんなタイトルだけど、ベスト盤ではありません。ちなみにファーストは「VOL.1」である。

Oiはみんな同じような曲で一本調子なのでアルバムと通して聴くのはつらいという意見がある。何を言っているのだ、パンクとはそういうものだ。そんなことを言ったらラモーンズは聴けないではないか。
まあ、百歩譲ってそういう傾向があるとしても、このアルバムは大丈夫。曲は微妙にバラエティに富んでいるし、以外と小技が効いている。特にギターとドラム。単調で飽きるということは全くない。

「Oiはパンクではない、ハードロックだ」という名言を吐いた友人がいたが、確かにOiはハードなロックだ。チャラチャラしたところがなく力強いロック。
このアルバムを聴く度になるほどなぁと思う。

その他無人島に持って行きたい作品
COCKNEY REJESTS「GREATEST HITS VOL.1」(1980
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2009年06月15日

HOT SNAKE「AUTOMATIC MIDNIGHT」

HOT SNAKE「AUTOMATIC MIDNIGHT」

HOT SNAKE「AUTOMATIC MIDNIGHT」(2000)

とにかく90年代のスピードは働き者だった。
ロケット・フロム・ザ・クリプトはメジャー・デビューし、飛ばして活動していたし、ドライヴ・ライク・ジェイフューもやっていた。
さらにこのホット・スネイクも始めてしまった。まあ、こっちはメンバー的にはドライヴ・ライク・ジェイフューの代わりだったのかも知れないけど。

そしてさらに恐ろしいことに、出すものすべて素晴らしかった。これだけ打率が高いのには恐れ入る。
このホット・スネイクのファースト・アルバムもものすごくカッコいいのだ。
やっぱり、ガレージやらパンクやらロックンロールやら滋養の高い音楽を吸収した音楽的基礎体力が違うのだろう。
それを人はセンスと呼ぶ。どんな形でアウトプットしても間違いない音になるのだ。

音の傾向はドライヴ・ライク。ジェイフューに近い。
グランジ風の荒れ方と性急なスピード感で駆け抜ける。この圧倒感は素晴らしい。
これはやっぱり基礎体力の違いとしか言いようがない。
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2009年06月14日

西城秀樹「HISTORY OF HIDEKI SAIJO VOL.1 BEST OF BEST」

西城秀樹「HISTORY OF HIDEKI SAIJO VOL.1 BEST OF BEST」

西城秀樹「HISTORY OF HIDEKI SAIJO VOL.1 BEST OF BEST」(1993)

70年代の女子を熱狂させたヒデキである。ちびまる子ちゃんのお姉さんさんだって夢中だったのだ(ちなみにまるちゃんと僕は同じ年である)。
僕は女子ではないけれど、小学生の頃から普通にそこにあるものとして聴いてきた。ベストに入っている曲で知らないものはない。
しかし、やっぱり初期の方が馴染みがある。80年代以降はあまりちゃんとは接してはいない。
歌謡曲に関してはそういうパターンが多い。

なので、2よりは1である。
これは某社を辞めた時に僕が師匠と思っている人がセレクトしてくれた送別の品なのだ。
それにしても熱い、ですな。
「情熱の嵐」あたりなら「君が望むなら」の後には「ヒデキ!」と合いの手を入れずにはいられないし、燃える男のファンクナンバー「激しい恋」は今聴くとぶったまげるようなイントロだし、「傷らだらけのローラ」の絶叫はほとんどマジだ。
「炎」なんて曲名からは想像できないクールな雰囲気の曲も後半はぶっちぎりのシャウトでよろしく!である。
この人は元々ロック志向が強くて、ライブでは相当に熱いロッカーだったのだけど、その辺が各曲に滲み出てますね。

惜しむらくはこのベスト、「チャンスは一度」が入っていてくれれば完璧だったな。

その他無人島に持って行きたい作品
西城秀樹「HISTORY OF HIDEKI SAIJO VOL.2 BEST OF BEST」(1993)
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2009年06月07日

QUEENADREENA 「DRINK ME」

QUEENADREENA 「DRINK ME」

QUEENADREENA 「DRINK ME」(2001)

とにかく好きなのである、クイーンアドリーナ。

一時はバンド活動停止という噂まであったが、2008年には来日してくれたのだ。
最初にケイティが出てきた瞬間には息が止まるかと思った。絶対に見ることができないと思ったものが目の前にあって、期待していた以上のものとしてそこにあった。
何でも手に入り、どんなバンドでも見ることができる時代で、これほどの「本物を見る感動」を味わうことができるのは稀なことだ。
そしてそれはDVDで食い入るように見たパフォーマンスそのものだった。

2008年には新譜も出してくれて、その後に再来日までしてくれて、まったくイヤー・オブ・クイーンアドリーナだった。

さて、これはセカンド・アルバム。
この病的に歪んだジャケ写がとてつもない。ここまで自己表現をするのものか。
内容の方も凄まじい。クイーンアドリーナ史上最も荒れ狂った絶叫と消え入りそうなつぶやきの乱反射である。
一曲目「Pretty Like Drugs」はライブでも必ず盛り上がるキラー・チューン。21世紀最絶頂のカッコいいリフと極限の絶叫の曲だと思うよ。

しかし、どうにもなかなか手に入らない一枚なのだ。
偶然にも見かけることがあったら買っておくことを勧める。

その他無人島に持って行きたい作品
QUEENADREENA 「THE BUTCHER AND THE BUTTERFLY」(2005)
QUEENADREENA 「LIVE AT THE ICA」(2005)
QUEENADREENA 「LIVE」(DVD)(2006)
QUEENADREENA 「DJIN」(2008)
posted by はせお at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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