2009年12月31日

NIRVANA「BLEACH」

NIRVANA「BLEACH」

NIRVANA「BLEACH」(1989)

このところニルヴァーナ関連の発掘や再発が相次いでいる。
レディングのライブが目玉だけど、もう一方がこのファースト・アルバムのリマスターだろう。意外とそのままにされてきた作品なのだ。
メジャー・デビュー前のライブとカップリングされての再発。ライブの方もレディングと比べて聴くのも一興だろう。

というようなことはともかく、久々に聴いた。
当時はいわゆるグランジのはしりの時期で、グランジがどうとか何もわからずただひたすらにサブポップ関連のバンドを聴き漁っていた。新宿のVINYLにはずいぶんお世話になった。
ニルヴァーナはその中のひとつのバンドでしかなかったし、マッドハニーの方が好きだったような気がする。

今聴くと思ったより音が重くて、この重く引き摺るような感じはメルヴィンズあたりの影響が色濃い。一方で「About A Girl」のようなポップなメロディを持った曲もすでにある。
これがメジャー・デビューして一般向けに磨かれる前の原石なのだろう。

マッドハニーが初めて来日した時に、新宿アンティノックでダムドのカバーを楽しそうにやっているのを見て、ああそういうことなんだと思った。特に凄いことをやろうというんじゃない、世界を変えたいわけじゃない、ただロックが好きでバンドをやっている、そういう感じ。
それの何が悪いことはないだろう。マッドハニーはそれを通してこれた。ニルヴァーナだってそうしたかったんだろう。このアルバムのままでいたかったのだろう。
だけど世界の方がそれを許さなかったのだ。

このアルバムはある意味で、ニルヴァーナの幸せな記憶の証だろう。
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2009年12月27日

VARIOUS ARTISTS「時の葬列」

VARIOUS ARTISTS「時の葬列」

VARIOUS ARTISTS「時の葬列」(1984)

オート・モッドが解散を前提に13回のライブを企画した。それが「時の葬列」だ。
それに参加したのが、サディ・サッズ、マダム・エドワルダ、G−シュミット。
これらのバンドに毎回ゲストを加えてライブは行われていたと思う。

オート・モッド、いうかジュネは自分はシーンの傍流にいると感じていて、その状況を打破するために解散という究極の技を出したようだ。
確かにオート・モッドは捉えどころのないバンドだ。どのシーンにも属してなかったのは間違いない。
他の3バンドもそんなアウトサイダーな匂いを感じさせるバンドだった。マダム・エドワルダなんかハードコアのオムニバスに参加していたこともあったけど、全く違う。どちらかと言えば、元祖ビジュアル系でないか。

その流れをパッケージにしたのが、この盤。オート・モッドと上記3バンドが収録されている。

収録曲で強い印象があるのはサディ・サッズの「Glas Bruch」。
力強いインダストリアル・サウンドとメタリックなビートはその頃であればフィータスやノイバウテンに通じるものがあるし、90年代以降のインダストリアル系のバンドと比べても遜色がない。この時期にこれだけのクオリティを出しているのは凄い。

しかし、なんと言ってもG−シュミット。
「Kの葬列」だ。奇跡のような一曲であり、今でも「何も怖くないわ、何も恐れないわ」というフレーズを聴くと気を失うことができる。
この後、G−シュミットは着実な活動で大きな花を咲かせるが、その原点でありすでにして頂点がこの曲だ。

と書いてきたが、僕は「時の葬列」を一度も見ていない。
このアルバムも微かな記憶の中に仕舞われていた。
しかし、密やかに2002年にCD化され、僅かな繋がりを未来に残している。
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2009年12月21日

SUBLIME「SUBLIME」(1996)

SUBLIME「SUBLIME」

SUBLIME「SUBLIME」(1996)

不勉強にしてこのアルバムしか聴いたことがない。
メジャーデビュー作だが、これを発表する直前にボーカルのブラッドリー・ノウェルが他界したためラスト・アルバムになってしまった。

非常にゆったりとしたビッグ・サウンドである。
出自であろうパンクっぽいところは極めて断片的にしか表われない。
ゆるやかなスカやレゲエのリズムに乗ってカリフォルニアの陽光のごとき抜けのいい音が鳴る。
スカであってもこの頃であればスカコアというのではなくて、もっと大きなリズムの幅だし、へビィ・ロックのような重さは欠片もない。
ある意味、新しい形のアメリカン・ロックと言えるんじゃないかな。

もし〜というのはないけど、バンドが継続していたらレッチリのような存在になったかも知れない。
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2009年12月13日

JUNGLE BROTHERS「V.I.P.」

JUNGLE BROTHERS「V.I.P.」

JUNGLE BROTHERS「V.I.P.」(1999)

ヒップ・ホップは全くの門外漢だけど、このアルバムはよく聴いた。
大雑把な話で言って、レイドバックしたものより尖って狂ったものを好む傾向にあるけど、たまにはオールド・スクールなものも聴くのだ。
まあ、このアルバムがどういう位置付けなのかはよくわからないけど。

1999年のフジに来たんだったな。
その頃、親しくしていた女性から少し勧められたので聴いたのだ。
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2009年12月06日

WATERBOYS「PAGAN PLACE」

WATERBOYS「PAGAN PLACE」

WATERBOYS「PAGAN PLACE」(1984)

80年代の後半ぐらいだから、大学生の頃だろう。
どこかの飲み屋でウォーターボーイズのPVを見ていた。曲はなんだか忘れた。
聴いたことはあったけど、映像を見るのは初めてだった。あの頃はまだまだ音楽の映像は貴重だった。
暗い青い背景でボーカルのマイク・スコットが力強く歌っていた。
奇妙な音楽ばかり聴いていた頃だ。
なんだかとっても正しく素晴らしい音楽に思えた。

力強く、そして正しい。
その時の印象は今もさほど変わっていない。
このアルバムを聴くと今もそう思う。
posted by はせお at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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