2010年01月30日

FRANK ZAPPA/BEEFHEART/MOTHERS「BONGO FURY」

FRANK ZAPPA/BEEFHEART/MOTHERS「BONGO FURY」

FRANK ZAPPA/BEEFHEART/MOTHERS「BONGO FURY」(1975)

ビーフハートについて書いた時にも同じようなことを書いたような気がするが、フランク・ザッパも相当難しい人である。
ロック好きが入り込むのに躊躇するようなジャンルというのがあるでしょう。例えば、ジャズ。どこからどう聴いていいのかよくわからんし、入っていっても理解できるのか、あるいは入ってしまったら泥沼なのか。
そういう感じがザッパ個人の単位であるような気がする。
ひとりで一ジャンルである。

僕はザッパに関しては熱心な聴き手ではなく、信奉者でもない。入口から少しばかり入って、様子を伺って戻ってきた感じである。
だから偉そうなことは言えない。

さて、このアルバム。ザッパとビーフハートの共演である。
この二人はハイスクール時代からの友人であり、いろいろと共演・競演しているけど、アルバム一枚丸ごとやっているのはこれだけだと思う。
違ったらごめんなさい。
不思議に聴きやすく、とっつきやすい。二つの不可触領域が交わったら意外にフラットになった感じ。
でもこういう音になるのは大いに理解できる。

入るのがためらわれる泥沼。そこへの格好の入口かも知れない。
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2010年01月24日

嵐「A・RA・SHI」

嵐「A・RA・SHI」

嵐「A・RA・SHI」(1999)

昨年はデビュー10周年で盛り上がっていた嵐。
10周年ということももちろんあるのだろうけど、何より10年経っていいグループになったのだと思う。今が一番旬かも知れない。ジャニーズ系では一番勢いがあるでしょう。
嵐の春が来たのだと思う。
だから今年も飛ばしていくはず。

そんな彼らのデビュー曲。
これ超名曲でしょう。当時思わずシングルを買ってしまったもん。
「You're My SOUL! SOUL!、いつもすぐそばにある、譲れないよ、誰も邪魔できない」というサビのところは悶絶。
調子のいい日はよく脳内BGMになる。

10年目にて初出場の紅白のメドレーのオープニングがこの曲で、少し涙腺が緩みそうだったぐらいさ。
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2010年01月11日

TUMOR CIRCUS「TUMOR CIRCUS」

TUMOR CIRCUS「TUMOR CIRCUS」

TUMOR CIRCUS「TUMOR CIRCUS」(1991)

最近もなにやらハードコアなアルバムを出したりして、まだまだ現役かと思わせるビアフラではある。
しかし、スポークン・ワードのような活動は正直つまらないし、さすがに衰えたかとも思わせるここ数年ではあった。

そんなビアフラだが、デッド・ケネディーズ解散後の80年代終わりから90年代にかけては凄かった。例の合体シリーズでいろいろなバンドと組んで出すアルバムは全て凄かった。
本当に絶倫だった。

そんな中の1枚がこれ。
スティール・ポール・バスタブのメンバー等と組んだバンド。これもまたとんでもなく凄い。
ハードコアっぽい性急さとオルタナっぽい重さと粘着質なサイケっぽさがグチャグチャと混ざっている。
そこにあれだ、ビアフラのうわずったようなボーカル。
完璧だ。

バンドというしがらみから解放され、その都度組む相手を選んで、そのたびに凄い音を出す。本当になんでこんなことが出来たのか。
やっぱりボーカリストという素材としてビアフラの凄さであろう。どんな音にのってもその音を上げて加速させてしまう特異なボーカル。
これが完璧だったのだろう。
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2010年01月03日

GANG OF FOUR「ENTERTAINMENT!」

GANG OF FOUR「ENTERTAINMENT!」

GANG OF FOUR「ENTERTAINMENT!」(1980)

どんなものにも別格というものがあるのものだ。
1枚のアルバムという単位で考えた時、このアルバムこそ別格と呼ぶに相応しい。
パンクという括りでもニューウェイヴでも括りでも別格。アイルランドという括りでも別格。
ロックという括りでさえも別格に思える。
1バンドで1ジャンル、ギャング・オブ・フォーというジャンル。いや、このアルバムがひとつのジャンルですらある。

基本的にはギター、ベース、ドラム、ボーカルのみの音。
余計な装飾は一切なし。楽器の構成がそうであるだけでなく、音の在り方に装飾というものがない。まるで骨組みだけのような音。
だけど、それで十分以上の存在感と衝動の表現が実現されている。

微かに感じるファンクネス、しかしそれは黒人のそれとは全く感触が違う。残酷なほどにジャスト感の高いドラムは冷徹なほど過剰な広がりを見せない。
これは彼らが開発した新しいリズムだ。

そして凄まじいアンディ・ギルのギター。
これも派手なエフェクトは全くない。ひたすら切れるような殴るような金属音をギターという凶器から叩き出す。これほどにソリッドという言葉の似合うギターを知らない。

それほどに冷めていながら、凄まじいほどの熱を感じさせる。
これは一体何なんだ。
最初に聴いてから20数年、どうしてもわからないが完全に了解している。

「Dameged Goods」と「I Found That Essence Rare」の2曲、これだけでも普通のアルバムの数枚分の価値がある。
本当に別格だ。
posted by はせお at 00:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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