2010年04月25日

酒井法子「碧いうさぎ」

酒井法子「碧いうさぎ」

酒井法子「碧いうさぎ」(1995)

まあ、ああいった事件はあったけど、それとこれとは別問題だ。
つまり、ドラッグやったぐらいの話でその人の音楽的な評価を変えているようでは、例えばロックやジャズのようなジャンルはそもそも成り立たない。
僕は全く気にしていない。

僕は70年代中心とした歌謡曲マニアで、その辺りが自分の音楽的ルーツだと思っているけど、さすがにルーツというだけあってなかなか体質的なところから抜け切らない。
そういう人間からすると、90年代に入ってからJ−POPつうの?が出てきてから歌謡曲という概念が薄れてきて、10年も経つとほぼ完全になくなってしまったのが残念でたまらない。
1995年当時にはすでにそのような淋しい気持ちを抱いていたのだけど、この曲はそんな心の隙間を埋めてくれたものです。
これは完璧な歌謡曲です。J−POPに非ず。

アイドルとしての酒井法子には全く興味がなかったけど、この曲は名曲だと心底思います。
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2010年04月19日

MAGIK MARKERS「A PANEGYRIC TO THE THINGS I DO NOT UNDERSTAND」

MAGIK MARKERS「A PANEGYRIC TO THE THINGS I DO NOT UNDERSTAND」

MAGIK MARKERS「A PANEGYRIC TO THE THINGS I DO NOT UNDERSTAND」(2006)

ケンタッキー州の3人組。これ以上の情報がほぼない。
サーストン・ムーアのお気に入りらしい。あの男もやたらと細かいところまで目配りしてるからな。

音の方はほぼ完全に即興であり、このファースト・アルバムもライブである。この手のノイジーなバンドではまずはライブというのはよくあるパターン。
即興と言っても、ジャズなどのそれとは全く異なる完全にあらゆる制約から逃れようとするかのようなフリー・フォームである。フィードバックし放しのギターとどしゃめしゃなドラム、それに女性による絶叫するようなポエトリー・リーディングとスクリーム。
完全にそういう世界の音の螺旋が紡がれていく。

こういう方法論はもはや21世紀ともなればあまり新鮮味はない。しかし、それを無視して徹底する様はある意味で潔い。

セカンドではずっと整合性のとれた音を出すようになった。
それはそれでなかなかよろしい。

その他無人島に持って行きたい作品
MAGIK MARKERS「BALF QUARRY」(2009)
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2010年04月11日

SONICS「HERE ARE THE SONICS!!!」

SONICS「HERE ARE THE SONICS!!!」

SONICS「HERE ARE THE SONICS!!!」(1965)

ガレージと言えば最古参として必ず名前が挙がります。
60年代のガレージ・サイケ、ガレージ・パンクの中でも代表格かな。
「ナゲッツ」にも収録されていたと思うけど、その中でも極めて凶暴な音を出していたと思う。

同時期のイギリスのバンドと同様にリズム&ブルースに影響を受けていて、その辺の曲も大量にカバーしているけど、そう、とにかく音が凶暴。ディストーションのかかったギターも、強力なシャウトも際立っている。
ビートルズやストーンズから始まった「ロック・バンド」という形態が様々に枝分かれしていった過程で、MC5に繋がっていく根っ子の部分がこのバンドだと思う。

そんな彼らのファースト・アルバム。
1965年とは思えないほどに凶暴である。

その他無人島に持って行きたい作品
SONICS「BOOM」(1966)
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2010年04月05日

HANG ON THE BOX「DI DI DI」

HANG ON THE BOX「DI DI DI」

HANG ON THE BOX「DI DI DI」(2003)

最初はほんの興味本位だったと思う。だって中国の女性パンク・バンドだよ。そりゃ聴いてみたくなるでしょ、普通。
それで聴いてみたのがファースト・アルバム。まあ、可愛らしいね、ぐらいの感想だった。

しかし、女子というのは覚醒する時は急速に覚醒するのだ。
それは赤痢の時に思い知った。それと同じような経験を15年振りにすることになるのだ。

彼女たちのライブを初めて見たのは2001年の9月だった。
ロリータ18号でのライブでのこと。あの日は韓国のノン・ストップ・ボディも出ていて、アジアの女性パンク・バンドの素敵な競演の日だった。

初めて見たハング・オン・ザ・ボックスはCDで聴くのよりずっと音がしっかりしていて凄くよかった。
というか、マジでカッコいいと思ってしまった。
特にボーカルはなんというか北京だとか女性だとかそういうエクスキューズを超えた存在感があってカッコよかった。
これは本気で化けるかも知れないと思った。

そして、完全に化けたのがこのセカンド・アルバム。素晴らしく素敵だ。
パンクと言えばパンクだが音楽的にはもっと色々な要素を吸い込んで呼吸している。その自由な有り様は初期のニューウェイヴ、もっとはっきり言っちゃうと80年代の日本の女性バンドに極めて近い。つまり、ZELDAやD−DAYやRAPやキャーである。
とっても自由で瑞々しくて、本来パンクというものはこういうことじゃないか、とすら思ってしまう。

この後、もう一回来日して、アメリカにツアーなんかも言っていたみたいだけど、その後は音信不通。
かなり残念だけど、このアルバムが手元に残っているのが本当に嬉しい。
posted by はせお at 00:14| Comment(1) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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