
the原爆オナニーズ「DESERT ISLAND DISC」(1991)
原爆に「パンクロックの素晴らしき世界」というレコードがあるが、オレに言わせれば「the原爆オナニーズの素晴らしき世界」ということになる。原爆こそ結成して20年以上の間、一方のハードコアの帝王、GAUZEと共に日本のパンク・シーンを作り上げてきたのだと確信している。最初に見てから20年ほど、自分が最も多くライブを見ているバンドである。50回ぐらい見ているのではないか。
アメリカン・ハードコアのテイストを初めて日本に持ち込み、オリジナル・パンクやハードコア、グランジまであらゆるカッコいい音を自分たちのものにし、年を重ねるほどにより速くより重くより鋭くなっていくのは驚異的だ。特に90年代の原爆は凄まじかった。本当にどこまでいくのかわからないほどどんどんカッコよくなっていった。その皮切りになったかのようなアルバムがこれ。1曲目の「Mind Breaker」で全て持っていかれる。
ボーカルのタイロウはかつてこんなことを言っていた。「パンクは音楽スタイルでも思想でもなんでもない、パンクは単にパンクなのだ」と。
最後の最後まで見届けようと思っているバンドだ。
その他無人島に持って行きたい作品
とにかく全部

