
DEAD KENNEDYS「FRESH FRUIT FOR ROTTING VEGETABLES」(1980)
やっぱりUSハードコアでは一番好きなバンドであろうし、最初に聴いたこのファースト・アルバムには格別な思いがある。絶対に外せない傑作。
セカンドのスピードと重量感も凄まじいが、このアルバムには独特の味がある。USハードコアとは言ってもまだまだこれからの時期であり、パターン化されたものはなく、だからまだまだ自由な発想が生きていた。例えばブラック・フラッグだってバッド・ブレインズだって個性的で激しい音ではあっても、後の典型的なハードコアではなかった。デッド・ケネディーズもそう。
ハードでパンキッシュな音の中にも、サーフ・ミュージックやサイケデリックな感覚のリズムやギターの音色が散りばめられいる。「Kill the Poor」なんてラモーンズだし、ラモーンズだってサーフ・ミュージックっぽいところがある。
そういうアメリカン・ミュージックを消化して折り込んでいるところには大いに着目すべきだと思う。
さらに言うと、アメリカの病気、病んでいる部分を歌詞にもサウンドにも折り込んでしまっているところが凄い。ビアフラは元々シアトリカルなパフォーマンスをする人だが、一癖も二癖もある表現方法はアメリカの病気を表現する手段としか思えない。
とかなんとか言っちゃって、本当は「Chemical Warfare」の目まぐるしく変化して螺旋を上昇していくような激しいサウンドが好きなだけかも知れない。
タイトルも確信的でカッコいいいよね。
その他無人島に持って行きたい作品
DEAD KENNEDYS「PLASTIC SURGERY DISASTERS」(1982)
DEAD KENNEDYS「FRANKENCHRIST」(1985)
DEAD KENNEDYS「BEDTIME FOR DEMOCRACY」(1986)
DEAD KENNEDYS「GIVE ME CONVINIENCE OR GIVE ME DEATH」(1987)


権利関係でグチャグチャもめてるようですが、無様な姿だけは晒してほしくないですね…。