2009年04月04日

BAD RELIGION「AGAINST THE GRAIN」

BAD RELIGION「AGAINST THE GRAIN」

BAD RELIGION「AGAINST THE GRAIN」(1991)

メロコアの親分みたいに思われている節があるが、実はその通りかも知れない。
元は80年代前半から活動するハードコア・バンドであった。しかし、一度解散し(解散前のアルバムがひどかったらしい)、そこから復活していく過程で手に入れたスタイルがメロコアと呼ばれるようになったのだ。
そこらのフォロワーが安直に真似するのとは一味も二味も違う。
当然だけどね。それがオリジネーターというものだ。

初期のハードコアな音源(もうその時点で後のスタイルの萌芽はあるけど)もいいが、メロコアというスタイルを極めたとも思えるこのアルバムを挙げておきたい。
メロもコアもしっかりと素晴らしいブレンドで叩き出されている。
これは風格ですな。

彼らのレーベル、エピタフの活動もやっぱり90年代以降のシーンでは無視できない。
いろいろ言う人はいるかも知れないが、やっぱり後世に名を残す存在だろうと思う。

その他無人島に持って行きたい作品
BAD RELIGION「80-85」(1990)
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2009年03月29日

ともさかりえ「少女ロボット」

ともさかりえ「少女ロボット」

ともさかりえ「少女ロボット」(2000)

ともさかりえと椎名林檎はたいそう仲が良くて、それは仲が良いというレベルではないのかも知れない。
近年ではTOKIOやパフィーに楽曲の提供を行っている椎名林檎ではあるが、当時はともさかりえにしか曲を書いたりしなかった。
前年のともさかりえのアルバム「むらさき」でも3曲提供していたが、このアルバムは椎名林檎のファーストと同じ日にリリースされている。

このシングルは3曲の作詞・作曲、編曲、ピアノとコーラスを椎名林檎が行い、完全なコラボレーションになっている。
というか、ともさかりえに憑依した椎名林檎が歌っているといっても過言ではない。完全な椎名林檎100%の世界だ。
これほど同化できるほどに二人の関係は抜き差しならないものなのだろうか。

「少女ロボット」「いけない子」「日本に生まれて」、完璧な3曲。
どの曲も音も完全に2000年当時の椎名林檎の過剰に尖った音だ。
「少女ロボット」と「日本に生まれて」はステージで椎名林檎がセルフカバーしている。

そんな聴き方をしてともさかりえには申し訳ないが、どうしたって椎名林檎な1枚。

その他無人島に持って行きたい作品
ともさかりえ「むらさき」(1999)
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2009年03月23日

CRASS「THE FEEDING OF THE 5000」

CRASS「THE FEEDING OF THE 5000」

CRASS「THE FEEDING OF THE 5000」(1979)

やっぱり独自・独特なバンドだろう。
音楽的な部分も、その姿勢も、活動方法も、どれを取ってもオリジナルである。その辺から説明していくととても時間がかかるのだ。
クラスが影響を与えたバンドは数え切れないほどいるだろう。でも、クラスが影響を受けたバンドというのは思いつかない。
それほどにオリジナルなのだろう。

最初に知ったのは「PENIS ENVY」だと思う。このアルバムは何故か当時日本盤が出ていて、例のダッチワイフの顔のジャケットが普通にレコード屋に置いてあったのだ。それは目につくよね。クラスの名前を知ったのはそういった具合だった。
でも、すぐには聴かなかった。しばらくは僕にとってクラスは少し謎めいたバンドだった。
パンク・バンドなのだろうけど、少し他のバンドとは違うのだというのを聴く前から感じていた。

実際に聴いたのは随分と後になってからだ。聴いたのは「THE FEEDING OF THE 5000」と「PENIS ENVY」の2枚。
「PENIS ENVY」は少し特殊なアルバムだと思うが、「THE FEEDING OF THE 5000」にはやられた。
クラスに関して語られる伝説的な言辞、しかも語りつくせないでもどかしがっている言葉の意味がわかった。クラスの持っている特殊な背景、そういったものは別にして、本当に血が出るような音だった。この匂いを嫌がる人間がいるのもわかる。生々し過ぎるからだ。

このアルバムは本当に凄いと思う。
彼らの主義主張、それよりも極めて特異な音とそれに込められた熱量を凄いと言いたい。

その他無人島に持って行きたい作品
CRASS「STATION OF THE CRASS」(1979)
CRASS「PENIS ENVY」(1981)
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2009年03月20日

CARPENTERS「THE SINGLES 1969-1973」

CARPENTERS「THE SINGLES 1969-1973」

CARPENTERS「THE SINGLES 1969-1973」(1973)

90年代に、いわゆるグランジとかオルタナとか呼ばれていたあたりのバンドも収録されたカーペンターズのトリビュート・アルバムが出た。世代的に言えば、自分より少し上ぐらいのメンバーが多い。
そうなのだ、いかにギタギタな音楽をやっているような連中でも、その辺の世代はカーペンターズの影響から自由ではいられないのだ。
きっと皆、幼い頃にカーペンターズの音楽に接していたのであろう。好むと好まざるに関わざるに。

自分はどうかというと、さほどリアルタイムで聴いた記憶はない。小学生の頃である。まわりにほとんど洋楽を聴くような環境はなかったし。

彼らのベスト盤である。
もうほとんどスタンダード・ナンバーの塊と言っても過言ではない。定期的にCMやドラマのタイアップで使われるような楽曲たちである。
きっと今では音楽の教科書にも登場していたりするのだろう。

積極的に聴いた記憶のない自分のような人間であっても、かなりの曲が身に染み込んでしまっている。本当にポップであるということ、それが極限まで高められた際の浸透力と影響力の強さをまざまざと見せつけられる。
「Yesterday Once More」と「Top Of The World」は自分がどんなにボケてしまっても体から抜けないと思う。

解毒不可能なのである。恐ろしい人たちだと思う。
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2009年03月15日

RAGE AGAINST THE MACHINE「RAGE AGAINST THE MACHINE」

RAGE AGAINST THE MACHINE「RAGE AGAINST THE MACHINE」

RAGE AGAINST THE MACHINE「RAGE AGAINST THE MACHINE」(1992)

なにやら再結成してたりするけど、ザックのアフロみたいな頭に少し萎えてしまい、来日は見に行かなかった。
フジに来れば見たと思うが、来なかったしな。やっぱりどうせ見るならグリーン・ステージで見たいもの。
でも、再結成するよりもザックもようやくいい仕事ができてきたみたいなのでそっちの方に力を入れて欲しいと思うね。

そんな現状はともかく、最初に出現した時の衝撃は桁違いだった。そう、このファースト・アルバムだ。
どうにもアメリカに凄いバンドが出てきたらしいとは聴いていたが、これを聴いて腰が抜けた。
今まで聴いたことがないような音の作り、それに込められた意思と怒りのテンションの高さと濃さ。あまりの凄さについて行けないような不安に駆られた。
とにかくすぐにライブが見たいと思った。実際に見れたのは7年後だった。

再結成の際もきっと重要なレパートリーになっただろう代表曲が満載。彼らの代表曲というだけでなく、ロック史に残る名曲たちだと思う。
もちろんこの盤も歴史的名盤。

その他無人島に持って行きたい作品
RAGE AGAINST THE MACHINE「EVIL EMPIRE」(1996)
RAGE AGAINST THE MACHINE「THE BATTLE OF LAS ANGELES」(1999)
RAGE AGAINST THE MACHINE「THE BATTLE OF MEXICO CITY」(2001)
RAGE AGAINST THE MACHINE「LIVE AT THE GRAND OLYMPIC AUDITORIUM」(2003)
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2009年03月09日

ANGEL'IN HEAVY SYRUP「U」

ANGEL'IN HEAVY SYRUP「U」

ANGEL'IN HEAVY SYRUP「U」(1992)

関西のバンドたちにのめり込んでいた時に、「JOJO広重の秘蔵っ子」といった触れ込みで伝わってきたのでそれだけで期待大であった。
しかも女性バンドである。女性バンド好きを通り越して女性バンドフェチと言っても過言ではない人間である。
期待は天井知らずとなった。

最初はオムニバス盤「TASTE OF WILD WEST」での一曲のみ。
これじゃよくわからんと焦れていると、アルケミーからファーストが出た。もっとノイジーな世界を思っていたが、不思議な透明感と日本的なメロディが印象的な音であった。もちろんノイジーな部分はあるけど、それを上回る不思議な感覚があった。
想像したものとは違ったが、大いに気に入った。
ライブも何度も見に行った。

なんだろう、このバンドに感じる感覚は。上手く言えないのだ。
ボーカルの声質が森田童子に似ているのはよく言われることだ。JOJO広重が森田童子のファンであるのも知られているところだ。70年代のフォークっぽい感覚をエレキギターで拡大したような感じ。
いやいやそんな安易なものではない。
非常にピュアで切なくて儚い感情や感覚を見事なまでに素のままで体現しているような気がする。

アルバムはどれをとってもよい。
とりあえずセカンドを挙げておく。

その他無人島に持って行きたい作品
ANGEL'IN HEAVY SYRUP「ANGEL'IN HEAVY SYRUP」(1991)
ANGEL'IN HEAVY SYRUP「V」(1995)
ANGEL'IN HEAVY SYRUP「W」(1999)
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2009年03月08日

REDTAPE「RADIOACTIVIST」

REDTAPE「RADIOACTIVIST」

REDTAPE「RADIOACTIVIST」(2004)

バンド名もジャケも何もかも、これズバリ革命系騒乱派である。
あー、「デストロイ!」とか「ノー・フューチャー!」とか叫んでるのが聞こえるよー。
でもパンクやハードコアではなく、もっと高揚感満載の、そう簡単に言っちゃうとMC5である。
あー、言っちゃった。

とにかく熱いです。本気度は高いです。ガッツもあります。
あんまりにも典型的なので笑っちゃうところもあるけど、込められた意思の強さは本物のような気がする。
結局のところ、MC5だってレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだって一番重要なのは意思の強さだったはず。
そういう意味では充分なモノを感じる。
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2009年03月01日

TELESCOPES「TASTE」

TELESCOPES「TASTE」

TELESCOPES「TASTE」(1989)

時期的にも音的にもシューゲイザーということになるのだけど、そうもいかないような気がする。

ライドはやっぱり牧歌的だ。極初期はいいと思うけどね。
スペースメン3はドラッグで言えばダウナー系だ。それがいいのだけど、どんどんそういう方向に極まっていってしまった。
テレスコープスのファースト・アルバム、これはアッパー系だ。

ギターが何本あるのかわからない(3本?)ぐらい、やたらと鳴りまくるギターの音がもううるさいのだ。
やたらと荒れた曲と演奏は何だかわからない高揚感を誘発する。
モノを壊したくなるっていうアレだ。

レイドバックって言ったら言い過ぎだろうけど、意外と平和的なシューゲイザー一派では貴重な攻撃派でなのである。

この後は一体どうなっちゃったのかな。
12インチを一枚出したところまでは追いかけていたんだけど。
少し大人しい音になっていた気がする。
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2009年02月23日

PARIS「PARIS」

PARIS「PARIS」(1975)

PARIS「PARIS」(1975)

最初にこのバンドのことを知ったのは渋谷陽一の本でだろう。高校生の頃だ。
工事現場のようなガリガリした音という文章や、渋谷陽一のやや度を外れたような賞賛ぶりに是非是非聴きたいと思ったものだ。
しかし、当時はレコードは廃盤になっていた。以来、何年も何年も聴きたいレコードのリストの中にあり続けた。
ようやくCD化されて聴くことができたのは随分と経ってからだ。

その間に自分の耳もひどい音を聴き慣れて、工事現場のようなどころか工事現場そのもの、あるいはそれ以下(以上?)の音も聴きまくってしまった。なので、初めて聴く時は気持ち的に少し割り引いて聴いた。
それであっても十分にインパクトがある音だった。
余計な装飾はなく、左右のバランスが極端に振れた歪んだ音で、確かにギターの音のガリガリぶりはノイズに近い金属音。
これは完全にパンク移行、ニューウェイヴに通じる音だ。音の硬質さではギャング・オブ・フォーやPILに近い感触である。

ボブ・ウェルチはなんでこんな音を出すバンドをやったのだろうか。
前歴を考えると不思議な気がする。前歴もよく知らないんだけどさ。

セカンドはこのファーストに比べると幾分マイルドな緩い音になってしまっていて少し残念。

その他無人島に持って行きたい作品
PARIS「BIG TOWNE, 2061」(1975)
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2009年02月16日

あぶらだこ「あぶらだこ」

あぶらだこ「あぶらだこ(青盤)」

あぶらだこ「あぶらだこ」(1986)

何人たりとも追いつくことはおろか、近づくことさえできない孤高のバンドである。
このバンドが存在したという事実をもって80年代の日本にいたことが誇らしく思えてくる。

ドラムが現在の伊藤になってからの最初のアルバム。通称「青盤」。
世はインディーズ・ブームの頃、このアルバムのリリースも何かと揉めたようだった。録音は終わっていたのにリリースできないとかなんとか。まあ、馬鹿げた話だ。
無事、青のカラーレコードでリリースされたのでよかったけど、この音の前に全くを持って瑣末な話であった。

さて、すぐさま買って来て聴いたが、なにやら恐ろしい音だった。
一回聴き終わって首を傾げた。友人に電話して確認した。わからないと言った。レコードにはどこにも明確な記載がなかった。
試しに45回転で聴いてみた。
自分の間違いに気づいた。最初は間違えて33回転で聴いていたのだ。
すぐに気付けよと思うが、回転数を落として濃度を落としてもさほど違和感がなかったのだ。

それほどにこのアルバムの密度は高い。一曲目のインスト「北極」の凄まじさは比類するものなし。
このアルバムを聴いた後、初めてライブを見た。
ステージから突風が吹きつけてくるような30分だった。

その他無人島に持って行きたいアルバム
あぶらだこ「あぶらだこ」(木盤)(1985)
あぶらだこ「あぶらだこ」(亀盤)(1989)
あぶらだこ「あぶらだこ」(釣盤)(1996)
あぶらだこ「あぶらだこ」(初期音源集)(1999)
あぶらだこ「あぶらだこ」(月盤)(2000)
あぶらだこ「あぶらだこ」(穴盤)(2004)
あぶらだこ「あぶらだこ」(船盤)(2008)
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2009年02月12日

BAD BRAINS「THE YOUTH ARE GETTING RESTLESS」

BAD BRAINS「THE YOUTH ARE GETTING RESTLESS」

BAD BRAINS「THE YOUTH ARE GETTING RESTLESS」(1990)

バッド・ブレインズがどれほど凄いかなんて、オレごときがこんなところでうだうだ書かなくてももう決まりきったことである。
とはいえ、アホなタレントがバッド・ブレインズのTシャツを着てテレビに出て、何もわからずTシャツをバカにされていたりするのだ。
まだまだ布教活動は続けなくてはならん。
いいからどいつもこいつもとにかく「ROCK FOR LIGHT」をまずは聴け!

それはともかく、このライブ盤、やっぱり凄い。ライブもいろいろ出てるけど、これあたりが一番いいのではないか。
なんと言ってもオープニングの「I」からしてぶっ飛べる。
ハードコアとかパンクとかブラック・ロックとか、もはやそんなことはどうでも関係ない。完璧に凄まじい「ロック」がここにある。
ギターもベースもドラムもボーカルも神掛っているよ。

黒人のあらゆる意味での体力を、パンク以降のロックという突破口として効率が極めて高いフォーマットに乗せてぶちまけた実況中継。
スタジオ盤以上に燃焼率が高い。

その他無人島に持って行きたい作品
BAD BRAINS「ROCK FOR LIGHT」(1983)
BAD BRAINS「I AGAINST I」(1986)
BAD BRAINS「QUICKNESS」(1989)
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2009年02月09日

町田康グループ「LIVE 2004 OCT 6TH」

町田康グループ「LIVE 2004 OCT 6TH」

町田康グループ「LIVE 2004 OCT 6TH」(2005)

町田康のライブというは「THE ORIGINAL INU」以来この盤が初らしい。
町田康は町蔵時代も含めて何十回と見ている。非常な名演も数多くあった。
また、町田はどんどん曲を歌い捨ててしまう人なので、ライブでしか演らなかった曲というのも多い。それを見た人の記憶にしか留まらないのは惜しい。「けものがれ 俺らの猿と」を小説のタイトルとして知っている人は多いと思うが、曲の方を知っている人はきっと数百人だろう。
2004年にやったライブが2005年に盤として残るのは本当に喜ばしいことだ。

2004年の10月6日の大阪バナナホールでのライブ。同年の10月1日に新宿ロフトでのライブを見ているので、内容は心得ている。
北澤組時代のものが2曲、ミラクルヤング名義が1曲、INUが2曲、町田康グループ名義が7曲、中島らもの曲が1曲。
ここでしか聴けない曲も多数あり、非常に有難い一枚である。

亡くなった中島らもの追悼の意味も込められたライブであり、中島らもの曲もやっている。これが心に染みる。
生前、まだ町蔵を名乗っていた頃から交流があったようで、共に大阪出身の二人である。
魂が共鳴するのであろう。
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2009年02月07日

TRANSVISION VAMP「POP ART」

TRANSVISION VAMP「POP ART」

TRANSVISION VAMP「POP ART」(1988)

うーん、すっかり忘れていたが、急に思い出した。
ボーカルのウェンディ・ジェームスが可愛かったんだ。少し生意気な感じで、エロくって。

「I Want Your Love」のPVを深夜のテレビで見て惚れてしまった。薄いピンクの体の線がはっきりわかるワンピースのウェンディが素敵過ぎた。
さっそくCDを買いに行ったね。

音的には、微妙な時期、80年代の終わり頃の微妙な音。
アンダーグラウンドの動きが浮上して来る直前の、80年代を音を引き摺った軽い音。特にシンセが微妙。
もう少しその後の時代の音になっていればもっとよかったのにね。その後すぐに新しい動きが出てきて、こういう音はあっという間に古びてしまうのだ。
まあそれはともかく、そういういろいろなものを帳消しにしてくれるウェンディのコケティッシュなボーカルはよい。
あと、曲はなかなかいいんだよね。少しT.レックス風な曲があったりするセンスもね。

セカンドは聴かなかったな。サードも。
でも、PV集のビデオは買った。「I Want Your Love」のあの姿はとっておきたいものね。
久々にネットで検索してみたら、今手に入る盤はベストだけだった。
しかもHMVで978円だったので、つい買ってしまった。ははは。
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2009年02月02日

URBAN DANCE SQUAD「MENTAL FLOSS FOR THE GLOBE」

URBAN DANCE SQUAD「MENTAL FLOSS FOR THE GLOBE」

URBAN DANCE SQUAD「MENTAL FLOSS FOR THE GLOBE」(1990)

ミクスチャーみたいのを聴いていた時期に聴いたバンドだ。あの頃はいろいろと聴く音楽の範囲を広げようとしていたのだ。
それにしても、当時どういう経路でこのバンドを知ったのかわからない。だってオランダのダンス系のバンドだぜ。
その頃は随分とオレの情報網も多彩だったとみえる。

これはファーストで、全体的な出来としてはセカンドの方が好きなんだけど、とにかく「Fast Lane」が入っているのでこっちを強力に推す。
とにかくキラーな曲である。この曲だけリピートして何度も聴いた。理屈抜きでカッコいいんだもん。

ミクスチャーとかダンスとかその辺の言葉はどうでもいいけど、この曲は今でも大好き。

その他無人島に持って行きたい作品
URBAN DANCE SQUAD「LIFE 'N PERSPECTIVE OF A GENUINE CROSSOVER」(1991)
posted by はせお at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月01日

FUZZTONES「LYSERGIC EMANATIONS」

FUZZTONES「LYSERGIC EMANATIONS」

FUZZTONES「LYSERGIC EMANATIONS」(1985)

ニューヨークのサイコビリー/サイケデリック・ガレージ・バンド。
という風に言えばいいのかな。当時はその辺の区分けはよくわからなかった。ま、よくわからなくてもいいんだけどね。

いかにもホラーで怪しい・妖しい感じのジャケットやイメージ、音の方もそのままの感じだ。思ったよりファズはかかっていないギター、ハーモニカが大きくフューチャーされていて、サイコビリーというより60年代のガレージ・パンクにホラーをまぶしたような感じ。
ソニックスのカバーをやっていたりして、やっぱりガレージ色が強い。
変に浮遊感の強い音が、ラリっている。

これは多分セカンド・アルバム。
これはよいアルバムだと思うよ。
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2009年01月26日

AFRIRAMPO「KORE GA MAYAKU DA」

AFRIRAMPO「KORE GA MAYAKU DA」

AFRIRAMPO「KORE GA MAYAKU DA」(2005)

インディーでの活動を経て、「URUSA IN JAPAN」でメジャー・デビュー。そのアルバムで完全にこちらの度肝を抜いてくれたあふりらんぽであったけど、たった数ヵ月後にこのアルバムをアメリカのレーベルからリリース。
一体どうなっているのか頭が混乱した。

「URUSA IN JAPAN」はそれまでの活動を総括したようなアルバムだった。そこから、あっという間に次のステージに突入。全くをもって別次元の音を展開していたのだ。
ついて行くのに精一杯、そんな状態が嬉しくてたまらなかった。

ノイズもガレージも童謡もフリー(キー)ミュージックも全て飲み込んで、さらにプログレッシブな展開をしていくような音。
曲の長さもアレンジも全ての制約事項を外して、自分たちの体温という熱量を全てぶち込んだような音。
そしてそれがまたしても最高に凄い「ロック」になっているのだ。
こんなに凄いことがあるか。

2005年、彼女たちの衝撃波を2度喰らった、そんな年だ。

その他無人島に持って行きたい作品
あふりらんぽ「あふりらんぽ」(2004)
あふりらんぽ「URUSA IN JAPAN」(2005)
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2009年01月19日

A FRAMES「BLACK FOREST」

A FRAMES「BLACK FOREST」

A FRAMES「BLACK FOREST」(2005)

シアトルのバンド。これがサード・アルバム。
ファーストとセカンドは入手が難しく、サードがサブポップから出たのでようやく聞くことが出来たバンドだった。

これがとにかくカッコいいのだ。
シアトルのバンドだけど、音はシカゴっぽい。つまりビッグ・ブラック以降のハードでクールな音、タッチ&ゴーの匂いがする音だ。
速攻でスティーブ・アルビニにレコーディングさせたい感じ。
電流がビリビリしているようなギター、バキバキと振動しているようなリズム。
感触はあくまでダーク。かといって暗黒な世界ではなく、はっきりとアグレッシブな攻撃性を持っている。

こういうバンドがもっときちんと紹介されるようになればいいのに、と思う。
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2009年01月18日

黒百合姉妹「最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶」

黒百合姉妹「最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶」

黒百合姉妹「最後は天使と聴く沈む世界の翅の記憶」(1990)

それにしても長いタイトルだな。字も難しいな。
しかし、このタイトルがこの盤を語り切っている気がしないでもない。それにジャケット、なんといっても「黒百合姉妹」という名前。
そこから想像される世界、ほぼそのままに間違いない。

大阪に「おっぱい占い」というのがあるという話を聞いたことがあった。なんでも美人の姉妹が占って欲しい人に自分の胸を触らせて占うというものらしい。その姉妹がこの黒百合姉妹だという話を聞いたような気がするが、なにぶん昔の話なので、あまり記憶がはっきりしない。
単なるデマかも知れない。

そういう下世話な話とはかなり遠い世界に黒百合姉妹はある。
ずばり「耽美派」でしょう、この姉妹。
イギリスで言えば昔の4AD、日本で言えばかつてのトランスあたりのレーベルに集まっている、なんか暗くてなんとなく幻想的で何故かメンバーに女性がいることが多いバンドたちを「耽美派」という。というか、オレはそう呼んでいる。
ゴス?それとは少し違うな。

自己の美意識に貫かれた世界に耽溺するような音世界。
こういうのが嫌いでなかった。今でも割りと好きである。
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2009年01月13日

BUSINESS「SUBURBAN REBELS」

BUSINESS「SUBURBAN REBELS」

BUSINESS「SUBURBAN REBELS」(1983)

今をもって現役で活動中、不屈のOiの鉄人、ミッキー・フィッツ率いるビジネスのファースト・アルバム。
Oiといえばビジネス、ビジネスといえばこの一枚だろう。

何だと言っても、とにかく捨て曲なしの名曲のオンパレード。Oiってやっぱり一本調子になりがちで、アルバムを通して聞くとつらい時があるんだけど、このアルバムはその心配はなし。
本当に曲がよくって、一曲一曲が工夫されていて飽きないのだ。どの曲もシンガロングできるパートがあるキレのいいロックンロールのてんこ盛り。
男臭くてがさつなボーカルもOiの基本だ。

Oiの世界の基本は「熱くて少し切ない」だ。
それが何かを知りたければこの盤を聴くといい。
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2009年01月12日

13TH FLOOR ELEVATORS「THE PSYCHEDELIC SOUNDS OF THE 13TH FLOOR ELEVATORS」

13TH FLOOR ELEVATORS「THE PSYCHEDELIC SOUNDS OF THE 13TH FLOOR ELEVATORS」

13TH FLOOR ELEVATORS「THE PSYCHEDELIC SOUNDS OF THE 13TH FLOOR ELEVATORS」(1968)

有名なジャケットであり、有名な盤である。
テキサス・サイケの始祖であり、ある意味では最高峰であろう。後のバンドの与えた影響も大きく、「You're Gonna Miss Me」や「Roller Coaster」や「Fire Engine」をカバーしているバンドも多い。
テレヴィジョン、ジーザス・アンド・メリー・チェイン、ジュリアン・コープあたりまで影響を与えているのだ。
だからと言って過剰な期待をしてはいかんよ。

まだ若くてカッコつけたかった頃だから、それに凄いモノに違いないという期待に胸をふくらませて聴いたのだ。
しかし、その音は意外と「普通」だった。なんというか、もっと過剰で過激で振れ切った音を期待していたのだ。
あの例の「ヒコヒコ」という音以外はほぼ普通のロックだった。

いや、それで当たり前なんだよね。
ベースはあの頃なら山ほどいたガレージ・バンドなのだ。それがロッキー・エリクソンはクスリをやり過ぎて、それが少し音に出て、少しばかりおかしなロックンロールになっただけなのだろう。
ライブ盤でキンクスのカバーをしたりしてるのを聴いてなるほどと思ったのだ。

それでも少し奇妙な雰囲気を持ったサイケデリック・ロックンロールとしては面白く聴ける一枚だ。

シド・バレットは死んでしまったけど、ロッキー・エリクソンはまだ生きてあっちの世界にいるらしい。
詳しくは知らないのだけど。
posted by はせお at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 無人島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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